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【家電】ダイキン、今年度インドで売上20%増を狙う

日本の大手家電メーカーダイキン工業はインド市場に革新的な製品を投入し、今年度の売上を20%成長させる見通しだ。同社のインド法人Daikin Airconditioning India社のK J Jawa氏によると、エアコンやビル用マルチエアコン(VRV: Variable Refrigerent Volume)が同社の成長を牽引する製品となると予測している。

同社は販売網の拡大に向けて、主要都市以外のTier IIやIII都市への展開にも注力している。「我々の計画は、今年中に販売代理店を現在の1,800店から2,500店まで増やすことである。また、我々はRaipur、BhubaneshwarやGuwahatiなどに進出し、支店数も11拠点から17拠点に拡大させる予定だ。」(Jawa氏)
Daikin Airconditioning India社は現在ラジャスタン州のNeemranaに近代的な製造拠点を保有しており、今後3年以内までに生産能力を現在の50万台から100万台へ拡張させることを計画している。Jawa氏によると、拡大計画や売上目標の達成に向けて、同社はブランド構築や生産能力の向上に33億ルピーの投資金を調達している。
同社は近年スリランカに部屋用エアコン製品を輸出し始めたが、国内向け事業に集中する見通しだ。

同社は最近自社の新冷却技術HFC32を活用したインバーターエアコンのシリーズを発売した。同シリーズは、従来の製品と比べ地球温暖化係数(GWP)が約3分の1に低減され、他メーカーのR410AやR22モデルに比べて二酸化炭素の排出量も抑制されている。Jawa氏は、「我々は革新的な製品によって事業を拡大していきたい。現在は次世代のインバーターエアコンを発売しており、これからも先端的な技術を適切な価格、および充実したラインアップで展開していく。」と述べる。
住宅用エアコン製品以外に、同社は産業用冷却機器の需要拡大にも期待している。「VRV事業では50%、そしてチラー事業では17%の成長を期待している。主な需要は、サービス産業、産業施設、自動車産業や不動産産業などからである。」(同氏)

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