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【家電製品】大手家電メーカー、ネット上で格安販売する店舗の取り締まりを強化

近年インドのEC業界では、ネット通販サイトにおいて格安で大手家電メーカーの製品を販売する小売業者が増えており、Sony社、Samsung社やPanasonic社を始めとする大手各社はこれらの小売業者に対し、製品供給の停止やペナルティを課すなどの取り締まりを行っている。

Flipkart、AmazonやSnapdealなどのネット通販サイトと実店舗での製品価格のギャップは、実店舗における売上を低迷させている。家電製造者によると、オフライン販売よりも少ないマージンでオンライン販売するオフライン販売業者や卸業者がいる一方で、本来のメーカー希望価格で、通販サイト上で販売する業者もいる。しかし、ネット通販サイト側が実施するクーポンやキャッシュバックなどのキャンペーンによるさらなる値下げが行われ、オンラインと実店舗における製品価格に大幅な差が生じている。

Lenovo India社のManaging Director、Amar Babu氏は、「当社はオンラインとオフラインのマーケットの間で健全な環境を整えるために、不平な行為を排除しようとしている。」と述べる。現在同社は大手ネット通販と共に、ネット通販が及ぼすオフライン店舗への影響を最小限に抑える方法を模索している。

また、Panasonic India社のManaging Director、Manish Sharma氏は、「オンラインの販売チャネルは重要であるが、現在の状況を見るに適切な契約条件を定める必要がある」と述べる。同社も消費者の信用を維持するために価格設定の統一を求めている。

業界関係者によると、Sony社とSamsung社は自社の製品がメーカー希望価格より低い価格での販売を防止するために、ネット通販サイトと事実上の契約を交わしているとのことだ。

Canon India社のExecutive Vice-President、Alok Bharadwaj氏は、「ネット通販における不安定な価格設定は、実店舗の売上にも影響を与えている」とコメントした。

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