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【建設機械】タタ日立、国内市場の縮小に伴い中東・アフリカへの輸出を強化

日立建機のインド子会社であるTata Hitachi Construction Machinery(以下、Tata Hitachi)社は、インド国内の市場低迷に伴い輸出事業を強化させる見通しだ。

 

現在、同社はインドのカルナタカ州のDharwad、西ベンガル州のKharagpurとジャールカンド州のJamshedpurに生産工場を設けており、油圧ショベルやバックホーローダー、ホイールローダー、ソイルコンパクター、モーターグレーダー、トランジットミキサー車やダンプカーなどの建設機器を幅広く展開している。

 

今回、同社は新たな油圧ショベルカー”ZAXIS 220 LC-GI Series”を発売した。発売に伴い、Managing DirectorのRanaveer Sinha氏は今後のインド建設機器市場の展望について下記のように述べた。「インドの建設機器業界はこの数年間低迷期に入っていたが、新政権の発足に伴い建設プロジェクトやFDIが促進され、同業界は少しずつ回復傾向に向かう見通しだ。」

 

また、同社は去年からナイジェリアやウガンダ、セネガル、中東諸国への輸出を促進しており、今後も中東やアフリカ諸国などをターゲットに輸出事業を強化していくようだ。現在、同社は港や鉱業地向けの運搬管理機器のプロトタイプを生産しており、3年後には市場に投入される予定である。

 

インドにおける建設ショベルの年間販売台数はピークとなった2007年の14,000台から現在では8,000~9,000台まで減少している。市場シェア37%を占めているTata Hitachi社の今年度前半の売上高も前年度と比較し18~20%の減少となった。

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