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【Eコマース】ソフトバンク、インドEC市場の最大出資者となる

2014年10月、インド最大のECサイトSnapdeal.comに対し6億2,700万ドル、タクシー予約サービスOla Cabs社には2億1,000万ドルの投資を行ったSoftbank社は、インドのEC業界で最大の出資者となった。また、11月にはBharti Enterprises社との合弁会社Bharti Softbank社はメディア関連のスタートアップ企業Scoop Whoop社の株式36.5%を取得した。同社は今後数年間に渡り、合計100億ドルをインドに投資すると表明している。

 

Avendus Capital社のAashish Bhinde氏は、「Alibaba社への出資の事例のように、Softbank社はマーケットが動き始める前の段階からデジタル市場に投資をしてきた。インドのデジタル市場は確かに次の潜在市場であり、同社がこの市場に注力している理由もそこにある。」と述べた。
同社は2000年に中国のECサイトAlibaba社に対し2,000万ドルを出資しており、現在は8,600万ドルにまで価値が高まっている。

 

インドのEC市場は現在110億ドルと推定されており、200億ドルに到達する見通しだ。また、2013年から2015年までの同市場の年間成長率は37%と推定されている。

 

Softbank社に次ぎ、Tiger Global社もインドのEC市場に多額を投資している。同社はオンライン旅行サービスのMakeMyTrip社やサーチエンジンのJust Dial社、Flipkart社、Myntra社、Quikr社、Hike社などに出資している。

 

Barclays Capital India社のManaging DirectorのPramod Kumar氏によると、「インドの小売業全体に占めるオンライン小売業の割合はわずか約0.5%に過ぎず、先進国の平均8~13%と比較すると極めて低い。同業界の市場規模は2020年までに現在の約7倍にあたる300億ドルに拡大し、ネットショッピングの利用者は現在の2,000万人から9,000万人に拡大する見込みである。」

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