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【電子機器】パナソニックのインド子会社、照明器具や太陽光発電事業に注力

Panasonic社が100%出資するインドの連結子会社Anchor Electricals社は、親会社が持つ技術や強みを活用し、今後は天井扇や照明機器、及び太陽光発電システムなどの販売に注力する方針を示した。同社は既にPanasonic社が展開している省エネのLED照明機器をAnchorのブランドで販売しており、今後も省エネ製品のラインアップを強化していくようだ。

 

Anchor Electricals社の大瀧社長は、「直近では、工場向けの太陽光発電モニタリングシステムのような新たな製品やサービスを展開し、今後もさらにエネルギーソリューションの事業強化を図る予定だ。」と述べる。

 

Panasonic社は数年前にAnchor社を400億ドル(約250億ルピー)で買収しており、DamanやDhamdachiなどにある既存の生産拠点に約40億ルピーを投資している。
「インドはPanasonic社にとって重点市場の一つであり、最大規模の海外生産拠点として拡大する可能性がある。」(大瀧社長)

 

大瀧社長によると、同社はPanasonic社の販売網やブランド力、製品技術を活かし、幅広い消費者が購入可能な照明器具の展開を目標としている。

 

Anchor社はインド最大の電設資材メーカーであり、スイッチ製品及び周辺機器では国内40%の市場シェアを、配線器具や低電圧スイッチギアではそれぞれ10%のシェアを獲得している。天井扇や照明機器では現在10%弱のシェアであるが、順調に成長しているとのことだ。 同社はこれまで西部と南部地域で強いシェアを占めてきたが、近年は東部や北部地域での展開にも注力している。

 

また、これまでは大衆市場向けの天井扇が主力製品であったが、過去3年間でハイエンドな天井扇のラインアップも拡充している。大瀧社長によると、同社は今後も様々な消費者層向けに幅広い製品ラインアップを展開していくとのことだ。新製品はPanasonic社の製品技術や事業経験をもとに、インド市場向けに開発されている。

 

インドの照明器具市場ではPhilips社が最大の競合となるが、Philips社は大衆向けの照明器具に重点を置く一方、Anchor社は高性能な省エネ製品や電力マネジメントの製品などに注力していくとのことだ。

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