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【総合電機】Tier II & III 地域で躍進するGodrej Interio, Sony India

Tier I地域の成長に陰りがみられる一方で、Tier II地域の計画的整備の拡大の裨益を受ける住宅市場とその関連市場(家具、タイル・バス関連製品などの耐久財)では、依然として堅調な成長を迎えている。

自動車業界のように経費削減により凌いでいる業界がある一方で、H&R JohnsonやGodrej Interio、Sony India といった企業は、JalandharやHubli等のTier II地域や、ムンバイ近郊のVirarやデリー近郊のFaridabad等の大都市周辺部において市場を開拓するため、より一層の投資活動を行っている。

例えば一般家庭用家具やオフィス用家具を販売するGodrej Interio社は2012年に8億ルピーもの投資を実施し、過去6か月で郊外型店舗を23店舗出店しており、今後6-8ヶ月の間に、20店舗ほど追加する予定である。また、最大手タイルメーカーのH&R Johnson社は25億ルピーの追加投資を行っている。またSony India社はその販売網拡大のため、2012年度内に同社ブランドショップを含む販売店を現在の10,000拠点から12,000拠点へと増やす。

「景気の低迷はあるが、そのほとんどはTier I地域でのことであり、Tier II地域ではそれほど大きな影響はない。我々は、拡大計画を中断してはならないと認識している」とGodrej Interio社COO Anil Mathur氏はコメントしている。

「以前は、Tier I地域の成長は21%、そして、Tier II地域の成長は17%であった。現在、Tier I地域の成長は12%にまで下降しているが、Tier II地域の成長は17-18%を維持している」と同氏は言う。

H&R Johnson社は、景気低迷がTear I地域での需要低下につながったことを認めながら、Tier II地域のポテンシャルを最大限利用するために、その事業戦略、マーケティング戦略の再考を行っている。 同社はTier II及びTier IIIの地域で普及率を上げるため、あらたに16の地域でマーケティング活動を行う準備をしている。

「Tier II、 III地域での消費力は最近5-6年の間に増加している。当該地域の購買意欲は高く大変魅力的な市場である」とH&R Johnsonのマーケティング部長R Kurupは語った。

「Tier II/III市場は未来の耐久消費財メーカーの成長要因となりうる。可処分所得が増えれば、製品の所有欲求は増すだろう。また政府の都市開発計画により都市インフラの改善も期待できる」とSony India販売部門のシニアゼネラルマネージャーであるSunil Nayyaは語っている。

同社はTier Iの地域から40.8%の売上を得ている一方で、Tier IIとTier IIIの地域からはあわせて 56.50%もの収益を得ている。同社はこの比率を維持していく見込みだ。

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