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【食品】新たなインド食品安全基準の導入 基準厳格化

インド食品安全基準局(FSSAI)は2011年の8月に、インド国内の全ての飲食産業が「食品等事業者(Food Business Operator)」の認可を取得する必要があると命じた。対象には、KFCやPizza Hut、McDonaldsなどの多国籍企業や、国内のチェーン店、食堂・カフェテリアなどが含まれる。

新基準では、企業はFSSAIが更新している飲食業に関する情報を常にチェックする必要がある。また各企業は、化学、生物学、細菌学、食品栄養の何れかの学位を持つ技術者を最低でも1人雇わなければならない。原材料の最適基準、生産に関する毎日の記録の他、調理場の特定衛生基準についても義務付けられている。同局は、これらの飲食店で行うべき厳格な衛生処理リストも公表した。

これまでは、飲食店が食品安全に関する問題を起こした場合、自主的にFSSAIの検査を受けることができた。しかし新基準では、当局は頻度を増やしてランダムに点検を行うことになる。決定された基準に従わない場合は重い罰金が科せられる。

 

本来、その基準は2012年8月から適用することになっていたが、企業の準備期間を考慮し、施行開始が6ヶ月延長された。 インドの各飲食店は、当局の厳しい食品安全対策に従うことに尽力している。 Pizza HutやKFC、Taco Bell in India、TGIF等を展開する企業にとって、この新基準は目新しいものではないため準拠するのは容易な一方、Bikanervala社のようなインド国内の飲食チェーン、とりわけ小規模な店舗にとっては、厳格な新基準に準拠するのは簡単ではない。

大規模なレストランチェーンは既に新基準への対応が完了したと主張する一方で、中小チェーンは2013年2月4日の期限に間に合わせるため、準備を急ぐ。

 

 

新基準について当局と検討していたインドレストラン協会(NRAI)は、この基準の導入により国内のレストラン業界は健全に成長することになると見ている。なおインドの外食産業は2010年に4,300億ルピーを記録し、毎年20%~25%成長している。

 

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