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【電力】インド電力不足によりGDP換算で680億ドル損害:FICCI試算

インド商工会議所連合会(FICCI)の調査によると、インドでは電力不足によってGDPの0.4%となる680億ドルの損害が試算されている。電力の需要は今後も増大しそれに応えるように発電量も増加する傾向にあるが、この電力不足の主な要因は送電時の損失にあり、迅速な対処が今後求められる。

その一つとして挙げられるのが予算額だ。一般的には発電に関する投資の50%が送電に利用されるが、インドでは30%しか利用されていない。
同レポートの試算では、送電部門に必要な投資額は約350億ドルであり、そのうち190億ドルはPower Grid Corpから、160億ドルは民間事業者から確保する必要がある。
また技術的・商業的損失に関しては、2010年時点のデータによると、インドにおける損失は26%であり、世界的な平均値9%を大きく上回る。
また、過多となった電力を余剰地域から回収し、電力が不足している地域へ送電する手段を持たないことも対応が必要だ。
インド中央政府も送電問題に取り組むために2012年~2022年における2本の5カ年計画における将来的な投資額は750億ドルにすることを検討している。

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