インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【経済】インドの総家計資産が7.4%増で3.6兆ドルに拡大

インド国内の総家計資産は、2012年度中期から2013年度中期にかけて7.4%増の3.6兆ドルに拡大しており、国内における富の創出は急速に向上している。Credit Suisse社による報告書「Credit Suisse Global Wealth Report 2013」によると、同国における総家計資産の増加率は、北米(11.9%)と欧州(7.7%)に次ぐものだ。

同報告書には、「強力な連邦制と活気ある市場を有する世界最大の民主国家として、インドは2000年以来急成長を遂げてきた」と述べられている。インドにおける成人一人あたりの総資産は2000年の2,000ドルから、2013年には4,700ドルへと増加した上、成人人口が35%増加したことにより総額自体は3倍以上に拡大した。

しかしながら、多くの新興国と同様に、インドにおける家計資産の86%は不動産やその他の実物資産などが占めており、非常に偏りのある状況である。
さらに、インドにおける富が急速に拡大し中間所得層と富裕層が増大する一方で、未だなお、かなりの数の貧困層が存在する。同報告書によると、成人人口の94%が平均1万ドル以下の家計資産を保有している。

一方で別の観点からみると、人口の0.4%は、10万ドル以上の家計資産を保有する富裕層であり、インドの巨大な人口に照らし合わせると0.4%は280万人にも当たる。
Credit Suisse社によると、インドには世界で上位1%に入る最富裕層が254,000人存在するとのことだ。
インドの極端な経済格差と巨大な人口は、「インドの最富裕層の数もまた膨大である」事実を示している。

一覧に戻る