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【経済】インド・パンジャブ州、5年間で4,400億ルピーの投資を誘致

インドPHD商工会議所(Punjab, Haryana and Delhi Chambers of Commerce and Industry)の報告書によると、インド全体では経済成長が減速している中、パンジャブ州における産業投資額は過去5年間で4,400億ルピーを上回る勢いである。また、州政府の積極的な政策により2013年度に3.2%であった財政赤字は2014年度に3%まで削減されている。

同報告書”Progressive Punjab : Opportunities Unlimited”は2014年2月、パンジャブ州政府により発表された。

PHD 商工会議所の代表Sharad Jaipuria氏は、次のようにコメントしている。
「パンジャブ州政府に提出された投資計画の対象産業は、革製品やスポーツグッズ、食肉加工、織物、電化製品・通信、IT、インフラ、自動車、農業用機械、技術産業、化学産業や輸出志向製品などが主である。また、果実、野菜、穀物や農産工業廃棄物(稲わらなど)、畜産、酪農などの加工産業も一部含まれている。」

同報告書によると、2011年度ではパンジャブ州内における小規模事業者17万社に対し総額900億ルピーが投資され、全体で100万人の雇用を創出した。総売上高は、6,000億ルピーに及ぶ。
また、2012年度には、投資対象となる小規模事業者は17万2,000社に増加し、投資額は総額940億ルピー、総売上高は6,400ルピーに拡大した。

パンジャブ州における一人当たり平均所得額は2012年度で約7万4,600ルピーであり、インド全土の平均6万600ルピーと比較すると23%も高い。これはインド全体で11番目にあたる。
州の国内総生産(GDP)に対する国家の総財政赤字の割合は、2013年度には3.2%であったが2014年度には3%まで減少した。GDPに対する基礎的赤字の割合に関しても、同期間で0.8%から0.5%まで減少している。
また、歳入欠陥に関しても同期間で1.6%から0.6%に減少し、プライマリー・バランスも0.8%から1.9%に増加した見通しだ。

失業率についても、インド全体の平均3.8%に比べパンジャブ州では1.8%と非常に低い数値である。州政府は特に若者の失業率改善に向け、職業訓練などの支援を行っている。

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