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インドのスタートアップ、資金調達額と企業数で世界第3位

近年、世界中からインドのスタートアップに注目が集まっている。NASSCOMとZinnovによる共同調査によると、インドのスタートアップによる資金調達額と企業数は世界第3位にまで上昇している。

 

同調査によると、インドのスタートアップによる資金調達額は2015年に49億ドルに到達し、前年の22億ドルから125%増加した。2010年から2014年までの累計金額は、32億ドルに上る。また、スタートアップの企業数も2015年末に4,200社を超える見通しだ。

NASSCOM(インドソフトウェア・サービス協会)のProduct Council ChairmanのRavi Gururaj氏は現地紙に次のようにコメントした。「インドはスタートアップ創業者の72%が35歳以下と、世界で最も若いスタートアップ大国である。女性の起業家の数も2014年から2015年にかけて50%増加し、女性の創業者・共同創業者がいるスタートアップは全体の9%に及ぶ。NASSCOMは政府と連携し、スタートアップと起業家が協業できるようなマイクロ・エコシステムを構築する計画を進めている。」

インドのスタートアップに対する投資総額の93%以上がデリー、バンガロールとムンバイの3都市に集中している。また、スタートアップ全体の66%がこれらの3都市を活動拠点としているそうだ。その他にも、ハイデラバード、チェンナイ、プネ、ジャイプール、アーメダバードなどの都市でスタートアップの数が急増している。

2015年に設立されたスタートアップの数は1,200社に及び、大半がECやコンシューマサービス、アグリゲーションなどのB-to-C向けサービスを提供する企業である。

インドのスタートアップ市場には、Tiger GlobalやSequoia Capital、Softbank、Warburg Pincus、Alibabaなど世界有数の投資機関が既に積極的な投資を行っている。同市場におけるM&A件数は2015年で65件を超え、取引金額は総額8億ドルに上った。

同調査によると、2015年には390社のスタートアップが投資を受け、2014年の175社から大幅な増加となった。その中でもVCやPE投資の金額は前年から2.2倍で増加し、さらにシード投資は6.5倍という高水準の成長を見せた。インキュベーターやアクセラレーターの数も2014年の80から2015年には110に増加した。

 

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