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デリーの大気汚染、ディワリ直後は平均値の6倍まで上昇 空気清浄器の売上が急成長

近年インド各地で大気汚染の深刻化が進む中、家庭用の空気清浄器が飛ぶように売れている。空気清浄器が最も売れている都市は、世界で最も大気汚染が深刻と発表された首都デリー、その次にバンガロール、ムンバイが続く。

インド最大のECサイトFlipkartでは、今年7月から11月までの5ヵ月間の月次売上が400%増と著しい成長を遂げた。Snapdealでも、今年の空気清浄器の売上高は前年と比べ5倍となった。その中でもデリー首都圏(NCR)の売上は8倍の成長となったそうだ。

去年WHOが発表した調査レポートでは、デリーが世界で最も空気汚染が深刻な都市であると公表された。また、同レポートが発表した最も空気汚染が深刻な20都市の内、13がインドの都市であった。デリーでは、ディワリ直後に大気汚染レベルが最も悪化し、PM2.5値は平均値の6倍まで上昇したと報告されている。

現在インドでは、PhilipsやLivpure、Hosair、Eureka Forbes等のメーカーが空気清浄器を販売しており、価格帯は1,500ルピーから20,000ルピーと幅広い製品が販売されている。Flipkartでは、売上全体の40%がデリー首都圏からの注文であり、バンガロールが10%、ムンバイが8%である。その他にも、パトナやアーメダバード、ラクナウ、カンプール、ルディアナ等の都市でも売上が伸びているとのことだ。

Snapdealの関係者は、現地紙Times of Indiaの取材に対して次のようにコメントしている。「今年の主要傾向の一つとして、ブランドが付いた空気清浄器を購入する消費者が増えていること、そして空気清浄器を選ぶにあたり価格は最優先要素でないことが明らかとなった。特にデリー首都圏で需要が急増しており、11月の売上は前年と比べ8倍となった。」

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