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インドの公共医療、10年前よりアクセス改善

インドでは公的医療機関の医療水準やアクセスが不十分なため、私立病院にかかる人は未だ大部分を占めているが、近年この状況は徐々に改善傾向にある見通しだ。

インドのシンクタンクBrookings Indiaがインド全国標本調査(NSSO)の結果を分析した調査報告書によると、同国の外来患者の内、公的医療施設の利用率は2004年時点で20.3%であったのに対し、2014年時点では25.1%に増加した。公的医療施設の利用率は農村部地域に住む女性で最も改善がみられ、2004年の21.8%から2014年に29.6%となった。入院患者の場合、公的医療施設の利用率は外来よりも高く、2004年で42.3%、2014年には45.4%であった。

公的医療施設に行かない理由として最も挙げられたのは、医療品質の低さや待ち時間の長さであった。インドでは医師不足が深刻化しており、全国で3,000人以上の医師が不足していると2016年2月時点で報告されている。

インド政府による医療保険制度Rashtriya Swasthya Bima Yojanaの加入率は、都市部で12%、農村部で13%であった。

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