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【社会】Nokia India社、インド・チェンナイ工場で6月ストライキ発生

2013年6月、チェンナイのOragadamに拠点を構えるNokia India社では、約210人の従業員が所属する組合の認可を求めてストライキを実施している。

参加人数についてはNokia India社側の発表は組合の主張とは喰い違い70人にも満たないとしている。

同社広報担当者によると、このデモ行為による多少の混乱はあったものの、行為に関わったのは従業員のほんの一部でしかなく、全体の生産活動は滞りなく進んでいるとのことだ。同社は2G、3G、LTE(4G)対応の電子通信機器部品を包括的に製造している。工場では800人ほどが働いている。

会社発表によると、ストライキの原因は賃金交渉の決裂に起因しているとのことだが、デモ行為を率いているNokia India社の労働組合代表E. Muthukumar氏によると、デモ行為は主として組合の認可を目的としているとのことだ。「我々はNokia India社の労働審査官の前で、停職者の職場復帰を含む様々な問題に対処してきたが、経営層は私たちの認可を拒否している」。

同社広報担当者によると、同社には正式に認可された組合はなく、また労働組合の組成もタミル・ナドゥ州の取り決め上必要ないとのことだ。同社としては賃金や他の勤務条件・待遇の全てを受け入れている大多数の従業員との直接対話を望んでいる模様だ。

一方Muthukumar氏によると、2012年にNokia India社は労働組合の設立に関わる72人の従業員を停職処分にし、大部分は復帰したものの5人が未だに復帰できていないと語る。

これに対して Nokia India社広報担当者によると、規律上の停職処分を受けた従業員は18人だけで既に全員が復帰しており、5人復職できていないという事実はない。

2013年6月下旬、労働審査官は経営層と労働者の間の紛争は未解決だとし、労働裁判所に解決を求めた。

Nokia India社は2013年度に約130万ユニットを生産した(2年前は97万8千ユニット)。2008年に工場を始動させ、これまでに7500万ドル近くを投資してきた。

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