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【食品】インド南部の朝食 高栄養価オーツ麦の利用普及 健康志向の高まり背景

Nielsen社の調査によると、インドのシリアル消費は13%と比較的低いが、南部のいくつかの地域ではこの水準を上回る。

人口100万人以上の11市場で実施された同調査によると、シリアルの普及率において、タミル・ナドゥ州Chennaiでは37%、ケララ州Kochiでは34%と高い値を示している。

多くの消費者はオーツ麦は主に牛乳を入れて朝食で食べるが、一部の地域では他の食事に使用されている。例えばケララ州では49%の家庭が麦を夕食に出す。ウプマ(Upma)やイドゥリ(Idli)、ロティ(Roti)、ドーサ(Dosa)等のインド料理に用いる家庭もある。

Nielsen社によると朝食シリアル市場の市場規模は72億ルピーだが、オーツ麦はそのうち26%を占めており、昨年比で38%近く成長している。増加に寄与しているのは朝食にシリアルを食べていない消費者の食習慣の変化によるものと見られる。

Nielsen India社Executive Director、Dolly Jha氏によると、消費者の傾向として健康志向の食事としてメリットの多いオーツ麦に注目していると語った。

麦市場の主要企業とブランド名には、PepsiCo社QuakerやMarico社Saffola Oats、Kellogg社等のHorlicks Oatsが挙げられる。同市場では味等の側面にて改善される傾向があり、フレーバー分野において塩味の麦へと移る傾向を示している。

PepsiCo India-Foods社のCategory DirectorであるAnuj Chadha氏は、今後人々の行動変容を伴うような新分野を構築するためには大規模な投資が必要だと語っている。

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