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【社会】インドProKlean Technologies社 プロバイオティクスを活用した環境汚染対策

インド化学ベンチャー企業ProKlean Technologies社のプロバイオティクス製品は、環境に優しく、長年使用されてきた化学薬品よりも効能が高い製品として展開している。

S. Sivaram Pillai博士が知人と共に設立したベンチャー企業である同社は、微生物を活用した廃棄物処理用途の製品を提供している。

効能面に対して価格面において環境配慮型の製品が化学製品に対抗できるかどうかは懸念が残るものの、同製品は皮革・繊維加工業界や、ホテル業界の清掃活動などのニーズに合致している。

現状では、まだ市場に投入して間もなく、アーリーアダプターの獲得の端緒を掴み始めたばかりだ。

同氏は以前、コングロマリット企業にて数千万ルピー規模の農業関連事業部門を統括していた。50代半ばにプロバイオティクス製品を展開するアメリカの成長企業SCD Probiotics社に転職し、その後3年間同社の国際事業の発展に尽力した。その後インドに戻り、SCD Probiotics 社のインドでの許認可を持つProKlean社を創業した。

「プロバイオティクスは主要な汚染問題を解決するうえで無限の可能性を秘めている」と同氏は語り、市場における企業各社の事業拡大と環境汚染の縮小という市場ニーズを満たす上で大きく貢献してきたと自負している

2013年度において、ProKlean社は売上1億ルピー以上を目指し、利益を出すか少なくとも赤字にならないことを目標としている。昨年度は売上1,500万ルピーであった。これまで同社は繊維市場に向けた販売施策を講じ続け、皮革・繊維産業集団を基礎とする強力な常連顧客層を構築してきた。

ProKlean社はSCD Probiotics社からロイヤリティとして、微生物20種以上の培養マザーを受領している。ProKlean社ではその培養マザーをもとにインド市場を踏まえた最新製品を開発し、自社製品の付加価値や製材設計を創出する。開発した製品については米国企業にライセンス契約を結び、ロイヤリティーとして最新製品を米国・欧州・中国で売り出す。ProKlean社はアジア・アフリカ・西アジア市場を開拓している。

同社はタミル・ナドゥ州チェンナイThiruneermalai 近郊のThirumudivakkamに生産工場を保有している。従業員数は25人、生産能力は月当たり約50トンだが、2,3ヶ月以内には生産能力を倍増させる模様だ。ティルプール、チェンナイ、バンガロールには販売部隊を有する。

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