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【社会】インドの妊産婦・新生児死亡率、地域格差は縮まず

インド内務省の登録長官・国勢調査委員長事務局(Office of Registrar General & Census Commissioner)が発表した調査報告書によると、インドの総人口約半分を占める9州において妊産婦および新生児の死亡率が大幅に改善されたものの、都市部と農村部間、および各州の間に存在する保健指数の格差は未だ改善の見通しがついていない。同報告書は登録長官・国勢調査委員長事務局が年次で公表するインド国内の保健・医療に関する調査報告書”Annual Health Survey (2012-13)”である。

調査対象となった9州には、ジャカルカンド州、ウッタルカンド州、チャッティスガル州、ビハール州、ラジャスタン州、アッサム州、オリッサ州、マディヤ・プラデシュ州とウッタル・プラデシュ州が含まれる。

同調査によると、新生児死亡率について都市部と農村部の格差が最も大きい州はアッサム州であり、農村部で59の一方、都市部地域では31であった。
また、出生率については、ウッタル・プラデシュ州とマディヤ・プラデシュ州において最も大きな地域格差が見られた。

調査対象となった9州では妊産婦の死亡率が100,000人あたり165から391と、地域および各州によって大幅な差が見られた。また、これらのほとんどの州が全国平均値である178を上回っている。国連ミレニアム開発目標は109を目標として掲げている。

新生児死亡率については、国連ミレニアム開発目標が29である一方、現在インドの全国平均は42である。新生児死亡率が最も低い州はジャカルカンド州の36であり、最も高い州はウッタル・プラデシュ州の68であった。前年度と比較すると、2012年度には調査対象の内の246区において新生児死亡率が改善されている。その一方、22区においては上昇が見られ、16区においては変化なしの結果となった。

妊産婦死亡率が最も低い州はウッタルカンド州であり、その指数は100,000人あたり165であった。また、ベースライン調査と比較して最も改善が見られた州はラジャスタン州であった。

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