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【耐久消費財】インド、高価格製品の消費が伸びる

Nielsen社が世界60カ国を対象に実施した消費者調査によると、近年インドでは高価な製品の消費が急速に増加している。同調査では、スマートフォンやテレビ、車の3つのカテゴリーにおいて、インドの消費者はより高価格の商品を選ぶ傾向が見られ、企業や小売業者によると、この大胆な買い物習慣は消費者マインドが回復傾向にあることを表すと述べている。

 

現在インドでは、大型テレビや大画面スマートフォンの売上が好調であり、これらの製品の売上は2014年9~10月にかけて前年から2倍近くの成長を見せた。例えば、前年9-10月における40インチの薄型テレビの販売台数が20万台であったのに対し、今年の同期間の販売台数は100万台まで伸びている。また、国内の量販店ではApple社の”iPhone 6”や”iPhone 6 Plus”、Samsung社の”Galaxy Alpha”、”Note 4”、”Grand 2”や”Prime”、Sony社の”Xperia”などを含む大画面のスマートフォンの人気が急速に上昇しているようだ。

 

Panasonic India社のManaging Director、Manish Sharma氏は、「消費者ローンへのアクセス向上やインフレの緩和などの要因に伴い、インドの消費者心理は特に都会において著しく変化している。」と述べた。同氏によると、最大10万ルピーの価格帯で販売されている同社の55・65インチの薄型テレビやスマートテレビは、近年在庫切れが続いている。

 

国内の自動車市場においても数年前から同じような傾向が見られる。業界データによると、低価格のコンパクト車の売上が縮小している一方で、よりサイズの大きいスーパーコンパクト車の売上が成長している。また、自動車メーカー各社が販売するエントリーレベルのモデルも近年では価格帯が上昇している見通しだ。インドではRenault社やFord社、Mercedes Benz社、Audi社などの高級車の売上も拡大しており、今後も成長が期待されている。

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