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【糖尿病】糖尿病の知識不足が目立つインド

現在、インドにおける糖尿病患者数は1億人を超えており、糖尿病を発症する危険性が高いいわゆる糖尿病予備軍も2億人いると推定されている。経済成長を背景に、糖尿病の患者数は今後も急速に拡大すると予測される一方、国内では糖尿病への意識や知識不足が深刻な課題として挙げられている。

 

インドで糖尿病専門病院を運営するLifespan社が実施した調査研究によると、調査対象となった5,065名の内、約50%が「糖尿病が心臓疾患のリスクを向上させることを知らない」と回答した。また、対象者の54%が「糖尿病が膵臓に関連していることを知らない」と回答している。

 

同社が国内の8,269名の糖尿病患者を対象に実施した臨床調査では、患者の約63%が合併症を発症する危険性が高いと診断されている。

 

また、糖尿病の原因についても誤った知識を持つ人が多く、調査対象者の約60%が遺伝的素因を否定し、3人に1人は糖尿病が高齢者の病気であると信じていることが判明した。さらに、対象者の4分の1の人が糖尿病は深刻な病気ではないと回答したこともわかった。

 

Lifespan社の医者は、糖尿病や合併症に関する意識不足や、糖尿病と心臓疾患の関係性の理解不足は予防医療を推進する上で最大の弊害となっている、と述べている。

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